4月13日から3年振りに「茶道」が始まりました。
茶道の先生方に、月の第2または第4木曜日に学園まで来ていただき指導していただきます。小学校高学年から大きい子で高校生まで参加しています。
3年振りということもあり、初めてお茶の世界に触れる子、以前の記憶を思い出しながらする子と、子どもによって色々な位置からのスタートでした。まずは、基本的な挨拶、動き、礼儀から教わりました。先生方の動きをお手本としながら子どもたちも緊張しながらでもどこか楽しそうな表情を浮かべ歩き、まずその日のお花を見て感謝をします。普段何気なく見ている花も茶道の世界では季節を感じることのできるとても重要なものであることを学びました。
茶道指導の際、先生方が繰り返し言われていた言葉が「感謝」です。日々当たり前にしていた何事にも感謝をする。「言葉はなくとも感謝の心を持てているのであれば相手にも伝わる」その言葉の意味を考えながら子どもたちは1杯のお茶、1つの茶菓子をいただき味わっていました。お茶の世界を通して日本の昔からの礼儀である「感謝の心」を子どもたちには今以上に持ってもらえたらなと思っています。