インフルエンザの影響で、昨日から、やっと、発表会の練習が再開しました。
どのクラスも、練習するの、2回目くらいでしょうか。
その中で、今までにない様子が見えてきます。
たんぽぽ組のEくん、おむすびを転がして、すべり台の上まで行きはしたものの、前にいる観客に目が行きました。
目をやると、身体は停止です。先生たちが「おむすびころりん、すっとんとん。Eちゃんもころりん、すっとんとん」と、すべってもらおうと必死の歌が続きます。ですが、いっこうにすべる気配はありません。
Eくんは、マイペースなんです。今まで人が何をしてようが関係なかったのが、どうやら、人が気になっています。
人を気にして、その人の光景に驚き、自分のしようと思ったことも吹っ飛んでしまいました。
動きは固まっても、Eくんにとっての成長が感じられる固まりですね。
つくし組のSくん。クラスでよく見ている「めっきらもっきら」のおたからまんちんです。
頭に、大きな頭をのせての登場です。
登場の時から、自分にのっかってる頭が気になって、手を伸ばして、ポンポンと確かめている感じです。
重いから気にする、のっかってるから気にするという理由もあるかもしれませんが、
なんだか、Sくん、自分がどうなっているのかを気にしているように思います。
自分ではどうなっているのか見えないのを、どうなっているのかと考えているんです。
手を当てながら、こうかな?どうかな?なんだろう?と、そんな姿がとってもたのもしい姿に見えました。
ぜひ、Sくんがどうなっているのか見せてあげたいものですね。
Sくんのなっているものが、おたからまんちんだということも、つなげてあげると、劇の出番も絵本も、さらに楽しいことになるでしょうね。