お昼の時間を終えて、お昼寝に入ります。
あそんでいたブロックの恐竜とおサルを手に、Hくんはあそんでいました。
そろそろ、お昼寝にと誘いますが、いっこうに様子は変わりません。
丁度、ブロックの箱を片付けていたので、目のまえまで連れて行きました。
何度となく、先生は「おサルも、恐竜も、ねんねだね」と、お片づけを促します。何度も何度も・・・
そろそろ、大人が片づけないといけないかなと思ったところで、おサルをぽとり!箱の中に入れてくれました。
『おっ、すごい!』と感動。『自分で、気持ちをきりかえたんだ!』
でも、おサルは片づけたものの、手には恐竜が残っています。これは、どうやら、名残惜しい・・・
またまた、「恐竜もねんねだね」と語りかけます。『催眠術にかかれ、かかれ』と願わんばかりの声かけです。
これまた、そろそろ、大人が片づけないと思っていたのですが、ハンカチをお布団に見立てて、「お布団に寝かせてあげてね」と声をかけると、後ろ髪をひかれるような思いで、恐竜たちを入れ、ハンカチを上にかけてくれました。
時間はかかれど、その気になるきっかけはいれども、自分の力で切り替えた(ふんぎりをいれた)Hくんって、すごいですね!