昨日は、子どもたちと一緒にひまわりの種を植えました。
以前、草笛ブログ「園長のおめめ」で、ご存じの方もおられると思いますが、実は、そのひまわりの種は、福岡県の雷山小学校から草笛の園庭まで、ふわりふわりと飛んできた風船にお手紙と一緒についていたものなのです。
朝の自由遊びの時間に、子どもたちに「ひまわりの種を植えようかなと思うんだけど…」と、ひまわりの絵と植える手順のイラストを見せながら、声をかけてみました。
すると、何人かの子どもたちが興味を示し、砂場からバケツとスコップをもってプランターの所へ。
まずは、ひまわりの花や種のおはなしと植え方の話をしました。子どもたちは、ひまわりの絵や実際の種をまじまじと見ていたり、「オハナ」や「ヒマワリタネ、ハムスター」と、子どもたちなりにイメージして発信したりしていました。
まず初めに、ヒマワリのベッドを作ります。「どうしたらいいかな?」子どもたちはみんなで協力をしてプランターに砂利を入れ、それから、ふかふかの土をプランターに入れてくれました。黙々と土を入れる子、時々園庭の様子を見ながらのんびり入れてくれる子、それぞれのペースで土を入れてくれました。
が…。なんと、砂が足りない…。困ったね~、まだお砂いるのにね…と声をかけ、新しい土を倉庫に取りに行きました。
新しい土を見つけ、先生が「わ~、重たいよ」「持てるかな…」と言うと、一緒に持とうとしてくれたり、台車にのせると、「ボクハ、5サイダカラ!」と張り切って引っ張ってくれたり、その姿を見て、台車を押してくれる子もいました。途中で休憩しながら、運び終えると、「重タカッタ」「フ~」と子どもたちの頑張りが聞こえてきました。みんなで力を合わせて運ぶす方はとってもかわいく素敵な姿でした。
プランターの中の土がいっぱいになり、種を植え、水をあげ、最後に「おおきく、おおきく、お~きくなあれ」と呪文を唱えました。
ひまわり、咲いてくれるかな。夏がとっても楽しみです!
種をまいて、水をあげて、花が咲いて…と、見通しがまだ持てなかったりもするかもしれませんが、それぞれいろんなことを感じながら興味をもって、楽しんでしている姿が印象的で、子どもたちのステキがいっぱいでした。一つの活動を通して、子どもたちはいろんなことを感じ、いろんなことを発見します。その感じてること、発見したことを、大人はことばにし、共感することをこれからも大事にしていきたいな。と思います。
今日は、お水やりとひまわり看板を立てました。プランターの所に行くと、「オ花、ナイネ~」という声も。「お水、あげたら、だんだんと大きくなって、ひまわり咲くよ」と言いながら、水をあげ、ひまわり看板を立てました。新たに“ぼくもした~い”と水やりを手伝ってくれた子もいましたよ。
ひまわり咲くのを楽しみに、みんなで育てていこうね!