先週から、親子教室が始まっています。
年長さんは、就学を考えることもあり、発達検査をしています。先日、Nちゃんは検査の中で、大人が期待するような応答は得られなかったようですが、絵指示(六つの絵の中から、言われた物を指し示すという課題)で、初めて、指さしで教えてくれました。
このことは、Nちゃんにとって、大きな力を獲得している証でもあります。
・生活の中で、知っている物や知っていることができてきているということ!
・相手の言っていることに耳を傾けることができているということ!
・尋ねられた物を、自分の知っている物と結びつけて、伝えようとすること!
・伝えられたことを喜べるということ!
・伝えたことを受けとめてもらって、喜べるということ!
生活の中でも、「くつは、どこかな?」と声をかけると、自分の下駄箱からくつを出してきます。「スプーンがいるよね?」と声をかけると、より道もしながらも、手にします。先生は「あったねぇ!」「よく、もってきたね!」と答えます。
相手の声を聞き、自分の知っていることを持ってくる事で、発揮し、できたこと、褒めてもらえたことを喜びとしている姿です。今のNちゃんは、自分の力に喜びを感じています。喜びを感じられる活動や働きかけが今、旬を迎えています!