「ぱーてぃしようるんよ」と砂場から声がかかりました。
行ってみると、いろんな容器や車のシートの中に砂を入れて木の実を飾ってありました。
「これは、何作ったん?」と聞くと、「メロンパンケーキ!」「これ、たべたら、うちゅうまでいけるんよ」と教えてくれました。
「わぁ、すごい!食べてもええんかな?」と尋ねると、そこは、「Hのたんじょうびなんよ」と、いただいてはいけないような口調が返ってきました。
「じゃあ…!たん・たん・たん・たん・たんじょうび、HくんのHくんのたんじょうび」と歌うと、「はんぶん、たべていいよ」と大盤振舞い。
いただいたので、「宇宙までいけるかな?」と坂道の途中から、ロケットの先のように手を揃えてジャンプ!「いけたわぁ」と大喜びで帰ると、「うちゅうまでいけたなぁ」と、Hくんの作ったケーキで、思ったことができたという喜びを感じつつ迎えてくれたような気がしました。
「Hくんも、うちゅうまでいけるんじゃない!」と声をかけると、坂道へ行き、跳べる高さを探るようにして位置を決め、跳んで戻ってきました。
他の先生にも、ケーキを勧めます。ケーキを食べた先生も跳んで、宇宙までいけました。
それについて、再度、Hくん。今度は、少し高い位置に立ち、手を伸ばしてロケットらしく跳びました。すこーし高い位置から挑むのが、大きくなった自分を自分で作っている素敵な行動ですね。
Hくんのやりとりに、Mくんも入ってきます。ダイナミックに動くのは苦手なMくんですが、これまた、自分の挑める高さを探しながら、ジャンプです。しっかり宇宙までいけましたよ。
すみれ組のKくんもその後をいきます。
子どもの1つの発信が、子どもたちをつないでいきます。
ステキな1コマでした。