遠足の中で、感じること!
ファミリーパークの遊具って、すごいですよね。いろいろと遊べるものがあります。まさに、総合遊具です。
で、ついつい、思ってしまうのが、「あの、長ーい、すべり台が楽しいんだよね!」と。
確かに、あのてっぺんから下まで下っていくすべり台は、魅力満載です。
何度も何度も、お尻を痛めながら、下っている親子がたくさんでしたね。
でも、みんながみんな、あのすべり台が一番の楽しみなるわけではありませんよね。
「見てる方が楽しいな」と思う子もいるはずです。階段を上り下りする方が楽しい子もいるはずです。
Rくんもその一人でした。
坂道を下ったり、階段を下りては、また、上ってきます。ロープをくぐったり、またいだりしながら、上ってきます。自分で、体の動きや変化、重力を感じ、そのことをのみ込もうとしているんですね。ひそかな楽しみなんです。
Rくん、上り切ると、立ち止まり、周りを見ています。下っているときも立ち止まって、周りを見ています。
上り下りが楽しい。また行こう!と繰り返し、でも、他に何かあるかな?と周りも探り…
自分のペースで、楽しみを感じ、楽しみを広げていました。
みんなが楽しそうにしている(大人として、ついつい楽しんでほしいと思う)すべり台の楽しみを例えるなら、ジェットコースターのスピード感を楽しむ感じかな?
一方、地味に感じる(私だけの感覚かな?)ロープをまたいだり坂を上り下りは、アスレチックで体を動かす楽しむ感じかなと思います。
ちゃんと、それぞれに楽しむ意義があるんだと思いますよ。