名まえから、どんなご飯か想像できますよね。
たけのこご飯です。
旬をいただきます。
こどもたちにとって、食べ物は大好きなものでもあり、大の苦手なものでもあります。
旬の〝たけのこ〟をどう感じているかは様々です。
ですが、旬を見て、旬を味わって、旬を感じることも、大事な文化であり、感性です。
となりで、食べているMくんは、このご飯の具材を1つずつ取り出し、食べているんです。
食べるものが何かを知らないと、不安で仕方ないから、確かめながら食べているんですね。
「これ、たけのこって言うんよ。ぽりぽりっていうんよ」と、耳元で聞こえるように噛んで聞かせます。
すると、ご飯の中から、探し出し、食べてみます。
「ぽりぽりって言うじゃろ」と音を確かめながら食べているMくんの思いを口にしてみます。
食べているものが何か?どんなものか?どんな味や音か?
少しでも、手がかりになることを伝えながら、楽しく食べられるように給食の時間をすごしています。