運動会の練習に励みたい思いとは裏腹に、天気は不順です。
昨日なんかは、雨の合間をぬって練習もしました。
かけっこの練習の中では、いろんな姿を見せてくれる子どもたちです。
スタート地点では、走り出しを支えます。待っている間もその気にさせなくてはいけません。
先生の手が子どもたちを送り出していきます。
そーと、つないで引いたり、一緒に走って勢いをつけたりします。
送り出した手をいつ離すかもカギになります。Iくんが走り出し、そのつもりになったら、先生の手は必要ありません。それがいつなのかを見極めながら、支えます。
スタートをきると、ゴールに向かうまでを誘います。ゴール(行き先)が分かるように、ゴールで呼びかけたり、到着したら、ぐるぐる回したりもします。
ゴールまでの道のりが長いと感じる子には、短い距離にします。
さらに、前に向かえるように手前から声をかけます。『せんせいがよんでる~』と歩みを進めていきます。
スタートで出遅れてしまう子もいます。
そのあとで、もう一回挑みます。次はがんばるぞ!と走ります。
そのつもりで走っても、途中でへこんでしまうこともあります。
次に向かうのに、気持ちを支えます。その時に立ち直れないこともありますが、支えてもらうことの中で、『次もある』『最後まで頑張る』そんな気持ちが育っていきます。
子どもたちを支える先生の業が光るかけっこです。