きりんグループさん、万国旗づくりです。
折り紙を切り、風船の形に張り付けていきます。
線にそって、はさみで切ることも、風船の形の中に隙間なく、貼っていくのも、かなりの集中力と根気がいります。
根気をつないでいくのが、うまいいっているという作業活動と、何を作るのかという目的があることです。
一番で出来上がったMくんに、「なに作ったの?」と尋ねると「あお」と教えてくれました。
青い紙を切った!青い紙を貼った!青いのが出来上がった!ということを教えてくれていました。自分でやったことで出来上がったことを喜んでいました。
「風船」を作っているというイメージを持つことは、できる子どもたちですが、それをイメージし続けるためには、まだまだ、具体的な風船が必要です。
あれを作っているんだ!あれができあがったんだ!と思えると、なお、根気と楽しさが湧きますね。
手先を使うのが苦手なYくん。みんなとは一歩も二歩も遅れをとっています。
でも、投げ出しません。
線をしっかりと意識して、右手でハサミを持ち、刃を広げ、線のところにあてる。左手で紙の向きを整えて切りやすくしています。
横では、先生がそっと声をかけます。決してせかせることなく、そっと寄り添います。
みんなが終えて、いなくなった中でも、根気強く、やり切りました。
Yくんも、先生も、最後まで頑張りました。