自由あそびのなかで、Yくん「さかあがりができるんよ!」と、鉄棒に連れて行ってくれました。
『えーできるの?』と思いながら見てみると、やはり、まだ無理なんです。
でも、足はふりをつけて上にあげようとしています。《さかあがり》がどんなものかは、知っているようでした。「ちょっと手伝おうか」とお尻を支えます。
隣で見ていたMくんも、「さかあがり、できる」と同じく足をあげます。おっ、もう少し。それを見て、またまた、Yくん、チャレンジ!
二人ともチャレンジ魂を膨らませています。
ちょっとでも、できないと思うと、すぐに諦めていたこの2人。たくましさを感じさせてくれます。
その後の遊びのやりとりで、木の家の窓から出入りしているYくんに、「泥棒みたいじゃねぇ」と声をかけると、帽子のゴムを鼻にかけ、「にげろぉ〜」と走っていきました。
泥棒というイメージをこんなふうに描いているんでしょうか。
いろんなことを知る力を持っているんだと感心しました。
知識の探求、学校生活に必要な力が育っています。
この探求にふさわしい教材や活動のつながりが大切な2ヶ月となりますね。