玄関先で、泣いているＫくんを見て、数名の子どもたちが気にしています。仲良しのＲちゃんに、『「いっしょにいこう」って声をかけてあげて！』と言うと、頭をなでて何やらもごもごと声をかけました。すると、Ｋくん、ニコニコ！いい笑顔です。
一緒に何かして遊んでいるわけではないけれど、ずっと、楽しい時間を共有してきたKくん。同じクラスのお友だちは、心地いいんですね。大好きな友だちなんですね。
すみれさんも、仲良し。Sくんはお友だちが気になります。もう一人のS君を見てはニコニコです。その子のしていることが気になっていたのが、している子が好きになっているのが分かります。
YくんとMくんは、押したり叩いたりで喧嘩にもなります。だけど、いつも、一緒にいるんです。
一緒に生活をするだけでつく力ではなく、一緒に楽しい、うれしい時間を過ごすことで、つく力なんです。嫌だなぁと思うことがあっても、人が嫌になったわけではありません。嫌なことがあっても、いいなと思うことの方が多いので、その分、人が大好きなんです。
ステキな子どもたちです。
ステキな子どもたちに、私たちは囲まれています。
