外あそびを淡々としていたSくん。
最近は、先生と目が合うと、にこっとして、逃げていきます。
先生が来るかどうかを振り向いて確かめています。
前を向くと、そこには先生の姿はありません。見えない後に「先生がいる」と、頭の中に描きながら、期待しながら、走っています。
期待する気持ちが、見えないことを見ようとする力にしてくれます。
おいかけっこの合間に、坂の途中から、ジャンプを始めました。
これまた、『自分でできる』ことを発見した“喜びの瞬間”でもあります。
さらに、すごいのは、自分で跳んだ場所をふり返り、「ここを跳んだだぁ!」と、やはり、喜びをかみ締めています。
ここでも、Sくんの“ふりかえる”という姿が見られていました。
見えないことを知るということは、楽しみが増えるということですね!