5月に『ふりかえる』で登場したSくん。
最近のSくんは、何しようか探しをしている姿が目についていました。
というのも、いろんなものを放り投げては、一人で喜んでいました。
久しぶりに、追いかけっこを仕掛けます。
もう一対一の追いかけっこではありません。他の子どもたちと共に追いかけます。
他の子どもたちも「おいかけよう」と言いながら、追いかけていきます。
足洗い場へ逃げていきました。
そこで、みんなで探し始めます。手を目の上に探し、「どこいったかな?」といい、「おった」と追う先を指さします。
「よしっ」と、走っていきます。
「みーつけた!」と、お尻をぽん!
すると、またまた、走っていきます。今度はすべり台の上に行き、こちらを見つめます。
そして、またまた、探す格好をし、走っていきます。何度も何度も繰り返します。
Sくんの振り返るは、足洗い場からすべり台まで(園庭の端から端へ)の長い距離になってきました。
気持ちの持続、見通しの長さ、人への期待が高まっている“ふりかえり”にとなってきていますね。
すごい!
遊ぶっていうのは、こうして、関わってこそ、あそびになっていきます。一人では遊びは見つけられません。
遊ぶって楽しいを感じていきます。
数日後、Sくん「みーつけた、しよ!」と、誘いがかかりました。