先日のクリスマス会で、サンタさんからプレゼントをもらった子どもたちでしたが、実は、その裏には、いろんなかけひきがあったんです。
プレゼントを配っていた袋の中が、空っぽになってしまいました。
あら、まだもらっていない子どもが5人もいます。
「あれ、なくなったねぇ~。どこかに忘れたかな?どうしたものかな?」と悩むサンタさん。
子どもたちの顔が曇ってきました。
袋の底に何やら「あった!」と出てきたのは“箱ティッシュ”
「ちがーう!」と怒り出す子どもも!
「よい子だったのかな?」と意地悪なサンタさん!
子どもたちは、自分の頑張ったことを振り返ります。
「きりん、がんばった!」「ねんがじょう、がんばってつくった!」などなど。
なんとも必死でかわいい子どもたちです。
すると、「落ちていた」と、もう一袋、届きました。
さてさて、中味はなんでしょう?
今度は、ちゃんとしたプレゼントに、子どもたちもひと安心!
よい子のみなさん、メリークリスマス!
サンタさん、決して意地悪でやっているわけではありませんよ。
プレゼントをもらえることへの期待感をもち、その中で、どうしたらもらえるのか?(一般的には、いい子にはプレゼントが来ると言われていますが、「いい子」を意識させるものではありません。)を考える機会にします。
自分がこんなこと(いいこと)や頑張ったことを意識することが大切なんです。
プレゼントがもらえなくて、嫌だと感じもします。悲しくも思います。
でも、それだけで終わらない力を子どもたちはつけているからこそ、試みるサンタさんのかかわりです!