とうとう、卒園式がやってきました。どんよりとした空から、時折陽ざしがさし、3分咲きのこぶしの花が門出を祝っています。
今年は、20名の子どもたちが巣立っていきます。
大勢の保護者の中、卒園の子どもたちは、しっかりとした足取で、感謝と喜びの保育修了証書を受け取りました。
[slideshow_deploy id='3689']堂々とした姿でしたね。
かっこよかったですね。
自信に満ち溢れていましたね。
1年間、2年間、3年間、それぞれの積み上げてきた一人ひとりの草笛での歴史を、子どもたちが見せてくれていたように思います。
歩けなかったあの頃。泣き叫んでいた日々。ひっくり返していたご飯。飛び出していた道。友達を押したり引っ掻いたりしていた表現。お母さんから離れられない毎日。喋ってくれない。思うようにいかないいらだち。いつまで続くのか?これからどうなるのか?という不安。
子どもたちのあの時の姿は変わりましたか?お母さんお父さんたちの気持ちはどうですか?
大変なことや不安なことは、これからも大なり小なり、あると思います。ですが、今日の子どもたちの姿を見ると、頼もしささえ感じます。何かわからないけど、期待にも思える何かを感じたのは私だけでしょうか?
『にじ』...にじがにじが 空にかかって きみのきみの 気分も晴れて きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気
雨が降っても、濡れてしまっても、遠足が延びてしまっても、(嫌なことがあろうと、つらいことがあろうと、思うようにならなくても)、きっと、いいことがあるんだよ!
きっと、大丈夫!
明日に向かって、はばたけ!草笛っ子たち!