たこあげで盛り上がっている中、凧あげの様子と先生の姿に目を向けてたたずんでいるKくんがいました。その様子は、やりたいけれど、どうしたものかと困っているように見えました。
いつもは、先生の手を借りて、走り出しているのですが、先生、考えてみました。凧もって走っているSくんの手を借りれないかと。二人に手をつなぐように促してみました。手をつなぐことで一安心のKくん、うれしい顔になってきました。
手をつないで、走っていることが、うれしかったKくんでしたが、持っている凧が手から離れると、ちゃんと、拾い直していました。凧あげも意識しているんですよね。
つないでもらっていたSくんもKくんを見つめています。お互いに意識しあっているんですね。
2人のつないだ手は、走るためだけでなく、お互いに気持ちをつなぎ合あうためでもあるのかもしれませんね。
長いつきあいのSくん・Kくん。これからも末永くつきあってください。