すみれさん、2回目の身体測定でした。最初は入園2日目でしたね。
訳分からない身体測定で怒ったり泣いたりでしたが、今回は?
朝の会の最中、先発で2人の子を身体測定に誘いました。先生は、一人の子の服を脱ぐのを手伝いながら、もう一人の子が自力で脱ぐのを見守っています。それぞれのペースで身長・体重を図ります。
ちょうど、そのあたりで朝の会が終わりました。
振り返ると、裸ん坊でいる友だちを見て、服を脱ぎ始めるSちゃん。
声をかけると、ズボンに手をかけて脱ごうとし始めたSくん。
身長計に立っている友だちの姿を近くでマジマジと見ているTくん。
遠くから様子を見つめているSくん。
何をしているのかに目を向け、気持ちを向けているのが分かります。
それぞれが興味をもち、それぞれのペースで、身体測定を行っています。
教室内で身体測定をすることで、何をするのかを目にすることができて、分かりやすさが作られます。分かったとしても、その気にならなくてはいけません。
様子を見て、その気になってきます。その気になるのには、それぞれのペースがあり、時間差が必要になります。
「身体測定だから、服を脱いで!」「順番だから、待って!」「ここに立って!」
それが分からなくて、子どもたちをその気にさせる身体測定でしたよ。