朝の“自由あそび”は、草笛の療育の大切な活動です。
子どもたちに、『あそぶって、たのしいこと』『あそぶって、こうやること』『この先生と、これをするのが、あそぶっていうこと』を、知ってもらう、感じてもらうために、あそびの設定をし、先生たちはかかわりを持ちます。
その“あそび”の設定も、ただただ、用意すればいいわけではありません。
どうしたら、子どもたちが楽しめるのか?どの部分なら楽しめるのか?どのくらいすると楽しめるのか?を考えます。
『はしごを渡る?またぐ?どうあそぼう?渡るには、バランスがとれない!怖い!でも、行きたい!』
もちろん、簡単に渡っていく子もいるので、この設定も“よし”です。
今度は、はしごのスタート位置を下げてみます。上り口が分かりやすくなりました。手をついて、渡るというよりかは、上るということができるようになります。
『これなら、ボクも、楽しめます!』という子もでてきます。
子どもたちの“楽しめる”ための工夫は大切です。