プール活動のない土曜日!
朝の自由遊びは、もうすでに暑さがたまらない時間です。
なので、短時間で室内に入りクラス活動をしました。
わずかな時間ではありますが、日陰でのままごと遊び、ブランコ。加えて、かけっこも遊びの中に加わってきました。ゴールテープに向けて、「よーい、どん!」です。
調子を崩していたTくん。今日はブランコでご機嫌です。
そのブランコをめぐって、何人もの子どもたちが集まってきます。このブランコがいいので、それぞれに主張をしています。さっきまで、横のブランコにのっていたKくん。頑として変われと鎖を引っ張ります。後ろのMくんは、気持ちを切り替え、押してくれます。砂で遊んでいたKくんは、前に立ちはだかります。
『どの子にもこのブランコがあるといいのか?』
そうとは言い切れないかな?とも思います。自分のやりたいという思いは大切です。
その思いが弱い段階の子は、思いを大きくするために、繰り返しや思ったタイミングで乗れるといいですね。
その思いがしっかりとしてきている子は、「乗りたいのに乗れない!」という思いがさらに「乗りたい!」という思いを膨らませてくれます。待つことで、更なる期待が膨らみます。(もちろん、その子その子によって、待てる時間は変わってきます。タイミングは大切です。)
ブランコを押してあげる、変わってと鎖を引っ張ったり、手を合わせて要求を出したりと、思いをいろんな表現として現す姿にもなっていきます。
熱いブランコ事情は、子どもたちの矛盾を乗り越える原動力の証ですね。