一年間の取り組みの集大成というのは、大げさかもしれませんが、子どもたちの成長を感じることができるのも発表会です。
一年目のこどもたち、初めての発表会でどうなることかと思っていましたが、落ち着いていましたね。
客席を気にしながらも、自分の楽しみを楽しんでいるすがたがありました。
みんな、素敵な笑顔ですね。
舞台から、お母さんが見えたようです。「いた!いた!」という感じです。
手を振ったりもしていますね。お母さんがいることで安心したようです。
周りを気にしながら、自分のことができる姿ですね。
年長さんたちは、自分たちのすることが、うまくいくかに不安を持ちます。
よほど、自信を持たないと、不安はぬぐえません。
ガチガチだったり、イライラしたりしていたのが、うそのようです。
自分のしていることも、友だちのしていることも、面白いことになっていきます。
セリフとは違うことばをみんなが楽しみます。(先生は、ひやひやですが)
舞台も舞台裏でも、楽しめています。
見に来られたおばあちゃんが、こんなことを言われました。
「待ちの療育なんですね」
素敵なことばをいただいた気持ちになりました。
確かに、子どもたちが、子どもたち自身でするのを、先生たちは待っています。
きっと、やってくれると思えるから、待つことができます。
やってくれると思える活動を積み上げてきたから、待つことができます。
やってくれると思える活動には、子どもたちの楽しみや自分の力を感じられることが満載なんです。
だから、どの子も、『主役』になります。
どの子にも、見どころがあるんです。そこが、主役としての名場面です。
子どもたちの名場面、発見できたでしょうか?
ステキな素敵な子どもたちでした。
最後まであたたかく声援いただき、また、会場が狭く、場所を譲り合っていただき、ありがとうございました。