くさぶえの取り組みの中で、『多様な集団を保障し、育ちあう関係づくり』をねらいとしています。
1学期は、クラス集団を中心とした基本的生活習慣の自立に向けた取り組みと、先生や友だちとの関係づくりを大切にすすめてきました。その中で、子どもたちは、新しい環境に慣れ、くさぶえ生活に楽しみをみつけ、期待感をもてるようになってきました。その楽しみの1つ、プールでは、ダイナミックな活動を通して、動ける身体、目的に向かう力をつけることで、たくましさと自信をつけてきたように思います。その自信をエネルギーにして、2学期の運動会の取り組みやグループ活動に向かっていきます。
<グループのねらい>
すみれ組
すみれ組はクラス活動を継続します。子どもにとって、安全かつ安心できる場であり、大好きな職員・友だちとの関係の中で、さらに、力をつけていけたらと思います。分かりやすい活動とそれを繰り返すことで、活動や人に対しての期待感を高め、主体的な姿を引き出していけるように取り組みます。
きりんグループ
活動への見通しをもち、仲間を意識しながら、活動に向かえるように取り組んでいきます。活動の中で、互いに認め合い、助け合いながら、“自分づくり(できる自分、譲れる自分、主張する自分、相手のことを考える自分など)”につなげたり、“素敵な自分”を感じられるような取り組みを繰り返したりします。
くまグループ
楽しい遊びを繰り返す中で、見通しをもって活動にのぞみ、“もっとしたい!”という気持ちの高まりを引き出していきます。また、その活動や集団を通し、楽しいと感じられる中で、友だちの存在を意識していけるように取り組みます。
ぞうグループ
体を使った活動を繰り返し取り組む中で、遊びの楽しさを感じたり大人への期待感を高めたりしていきます。活動が分かり、やりたいと思うことで、主体的に活動に参加し、“人といっしょが楽しい”と感じ、その喜びを表現できるように取り組みます。
ぱんだグループ
楽しい遊びを繰り返す中で、活動に期待し、自分から気持ちを向けてやってみようとする姿を引き出します。また、個々のペースを大切にしながら、小さな“できた”を積み重ね、自信や意欲につなげていけるように取り組みます。さらに、友だちや職員と“楽しいね”という気持ちを共感することを大切にしていきたいと思います。
先日、配布の『発達課題別グループについて』より
各グループの発達段階によって、“楽しいあそび”というのは、内容も意味合いも変わってきます。その“楽しいあそび”って、どんなことか?乞うご期待ください。