帰りのバスまでのこの階段、Tくんにとっては容易い道のりではありません。
カバンに荷物バックにと両手がふさがれながら、降りていかなくてはいけません。
嫌気もさすのでしょう、カバンを放っていくこともあります。
荷物カバンとお布団カバンとカバンと三つもあるので、「もっておりようか?」「どうする?」と先生が声をかけました。
その心配をよそに、手を差し出して"持つ"と表現?
両手にカバンをかかえ、降りていきました。
今のTくんは、自分のことを自分で決めたいんですね。
できること・すきなこと・たのしいことも、人が決めるんではなく、自分で決める!それが大事なTくんなんです。