新入園のMくん。まだまだ、歩行がままなりません。
座っていることが多く、その中で、周りにあるもの、周りで起きていることを捉えています。
砂場近くのテーブルも定位置の一つです。右手でスコップをもち、容器の中の砂をすくっています。
すくうというか、つついている動きです。まだ、あそびらしい遊び方にはなっていません。
でも、この右手がスコップをもち動かすことは、そのスコップの相手となる砂や容器を関係づけている大切な活動でもあります。「おいしそう!」「混ぜ混ぜしてる!」など関係づけていることを意味づける声かけが大切な働きかけになりますね。
ごはんの時も、この右手は食べるだけでなく、フォークと食べ物・フォークと口・フォークとお皿を結び付ける大切な役割をしています。好きなものを食べられると、さらに、フォークをもつ右手は意欲的にMくんに結び付けてくれます。
Mくん、たくさん遊び、たくさん食べようね。