朝からの強い日差しに、園庭のかたつむりも慌てて日陰に隠れるようになってきました。元気な子どもたちは・・・というと水道から水を運び、日陰の砂場での泥んこ遊びを楽しみ始めました。今年もまた暑い夏になりそうです。
園庭あそびの後は朝の会です。内容は子どもの興味や集団の様子に合わせてクラスごとに変わりますが、親子通園ならではのふれあいあそびは、どのクラスも取り入れています。親子で「楽しいね」と心を通わせる素敵な時間になっています。
少し大きい年齢のクラスでも親子の時間は大切にしており、「親子でメリーゴーランド」という曲に合わせて手をつなぎ、お家の人にぐるぐると回してもらっています。歌が聞こえてくると自然に親子で手をつなぎ始め、ゆらゆらと手をゆらします。

その後は、ぐるぐるぐる~とメリーゴーランドが始まり、高速回転に「きゃ~~~」という声があちこちで聞こえてきます。お母さんたちは「目が回るわ~」と言いつつも、大きくなった我が子を一生懸命回してくれる、とても素敵な時間です。

〈お誕生日会〉
朝の会の時間には月に一度、お誕生日会があります。その月のお友だちがケーキのろうそくを消したり、誕生日カードをもらってみんなにお祝いしてもらいます。
今年度入園したお友だちは初めての経験。何が起こるのかドキドキしながらも目の前のケーキに期待します。

まだろうそくを吹くことは難しくても、火がゆらめく様子を見たり、お母さんが吹いてくれて消えた様子を見たりしながらお誕生日会の雰囲気を知っていきます。周りの子もよく見ていますね。

そして最後はみんなのお待ちかね、ケーキの試食です。本物ではないケーキでもみんなは先生の真似をして食べるフリをしたり、ママにあーんと食べさせるフリをしたりとお誕生日ではない子どもたちにも楽しいひと時です。自分の誕生日がくるのを期待することはまだ難しくその場でくずれてしまう子どもたちも、毎月の経験の中で少しずつ先を知り、期待するようになってきます。

お誕生日会の最後は誕生カードに手形を押します。スタンプ台に手を置く、手形を取ることが初めてのYくん。おそるおそる手を近づけますが、得体のしれない物に不安そうな表情です。やってみようかな、でもいやだな、という葛藤が見え隠れする姿をみんなで見守ります。

たくさん葛藤した後は・・・やっぱりさわれない!!といわんばかりに手を隠してしまいました。
Yくんにとってあしびでの手形は初めての経験です。色々考えること、待ってもらうこと、見てもらうこと、お誕生日会一つの中にもたくさんの成長のための栄養が隠れていますね。
〈スライムあそび〉
年中、年長さんのクラスでは感触あそびでスライムづくりをしました。材料を容器に入れ、自分で混ぜて作ります。どんなスライムができるのか楽しみにしながら遊んでいきました。
まずは自分の作りたいスライムの色を選びます。絵の具を少し混ぜる。何色と何色を混ぜたら自分のほしい色になるか悩みながら混ぜていきます。順番を待っているお友だちも、何色を作るのか気になってのぞき込んでいます。



しっかり混ぜていくとこんなに伸びるスライムになりました。ほう砂と水の量によって伸び方や固まり方も変わってきますが、この二人の動きは伸ばす様子もシンクロしていますね。自分で水を調整しながら作ることをはじめに伝えると、ちょっとずつ入れて、まぜて、「まだかなぁ」ともうちょっと入れる。作り方を聞いて、考えて、自分で作る。楽しいあそびの中に色々と考える要素が含まれています。
この二人・・・その後は「ちょっとその色かえっこしよう」と色を混ぜる楽しさも共有して楽しんでいました。

このように、一人であそぶ遊びの中にも友だちとのつながりがうまれますが、自分からすぐに伝えられる子もいれば、まだ大人の仲介が必要な子もいます。一人遊びから集団あそびへ。友だちとあそぶって楽しいな、おもしろいな。そんなつながりを、楽しいあそびを通して作っていきたいと思います。
🐸あしび日和🐸
6月を迎えました。ここ数日は台風が近づいたこともあり、雨が降ったりやんだりしています。このまま梅雨入りするのかもしれませんね。
雨上がりの園庭は、水たまりができて、砂場の砂もしっとりとして、泥だんごをつくるにはもってこい!です。ただし、サラ粉がないので、ピカピカの泥だんごというわけにはいきません。
それでも、泥だんごもピカピカにするだけが魅力というわけではありません。樋からコロコロ転がして、砂場にボテッ!「うわ~!こわれちゃった!」「もう一個!」と作っては転がしてを繰り返します。
転がった先に穴を掘ってお水をためておいたり、お水の入ったタライを置いておけば、コロコロコロ~ドボン!バシャン!と水が跳ね上がります。「ウワッ!」「キャ~!」と思わず目を閉じたり、ヒョイッと一歩後ずさりしたりと、子どもたちやおうちの方の反応は様々です。でも、楽しそうなのはおんなじです。
ドロドロベチャベチャが苦手な子は、少し離れたところで、渋い顔をしています。だからと言って、まったく興味がないとは限りません。楽しそうに遊ぶ友だちの様子は気になります。靴は脱がなくても、泥んこには触れなくても、スコップで泥水をすくうことはできます。「コーヒー牛乳、はい、どーぞ。」なんて、見立てて遊ぶのも楽しいですね。この頃は、「カフェオレ」とか、「カフェラテ」なんて言うのかしら??
時代は変わっても、子どもの遊びや楽しみは案外変わらないものです。あしび園では、その季節ならではの楽しみを存分に味わってほしいと思います。苦手なところはそ~っと、ゆっくり歩み寄り、寄り添いながら、あの手この手で興味をつくり出します。そうしながら、誰かと一緒に楽しめる世界を少しずつ広げていければと思います。
今年も、あしび園の泥んこ遊びが解禁しました!雨ニモ負ケズ、夏ノ暑サニモ負ケズ、親子で、先生と、友だちと、じっくり、たっぷりと楽しみましょうね(^_-)-☆ (園長)

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