先日、福山北特別支援学校のフッキーカフェにご招待をうけました。初めて、利用させてもらいました。
高3の生徒が担当してくれましたが、きちんとした姿勢で、しっかりとした挨拶、席までの案内、注文の取り方、飲み物運び方に置き方、お礼のことば。どれをとっても、素晴らしかったです。もちろん、ホットコーヒーも丁寧に淹れてもらって、とても、おいしかったです。
自分がお店に立ったとしたら、どうだろう?こんなにしっかりとした店員ができるのだろうかと思ってしまいました。
注文を受ける際、生徒の声は、緊張なのか、吃音なのかわかりませんが、詰まっていました。それでも、一生懸命に説明や応対をしてくれました。とても、気持ちがいい、そんな雰囲気でした。
近年、多様性を大切にした考えが広まってきています。とても大事なことだなあといつも思っています。
彼の言葉は、流ちょうではありませんが、それが悪いことではなく、流ちょうでなくても、ちゃんと対応している、誠意を持っている、よい品を出している、そんなお店があたりまえにあってほしいと思いました。
彼らは、もうじき卒業です。学校生活の中で、得た力を発揮するのはこれからです。身に着けた技術だけでなく、彼らは、自分たちの努力が喜びであり、自信であり、意欲であり、そんな力を発揮してほしいと思いますし、発揮できるような周囲の環境であってほしいと思います。
卒業、おめでとうございます。「ごちそうさまでした」
(今日は、ひなまつり。玄関先のお内裏様とお雛様)