発表会での定番でもある「てぶくろ」。これは、ウクライナの民話です。
小さなてぶくろに、もぐら・うさぎ・はりねずみ・ふくろう・あなぐま・きつね・くまが次々と入り込んでいきます。最後は、一番小さなねずみがやってきて、大きなくしゃみを引き起こし、みんな、吹き飛ばされるというお話です。
だんだんと大きくなっていく動物たちのつながりがユーモラスに描かれています。
寒い気候の国というイメージとともに、動物たちなど自然の豊かさや歌や踊りなどの文化の豊かな国でもあると感じていました。
そんなウクライナが今、戦禍に巻き込まれています。
小さなねずみも、大きなくまも、ひとつのてぶくろで、暖をとり、みんなでぬくもりを分かち合う、そんな世界でなくてはいけません。
戦争は、あってはいけません。戦争は、何も生みません。