4月も終わろうとしています。子どもたちも新しい生活にずいぶんと慣れてきた感じがします。
先日、外遊びの様子をブログに挙げていたように、子どもたちは、この時間に、それぞれの楽しみを見つけて、居心地の良いところを感じていきます。滑り台を滑ったり、ジャングルジムに上ったり、砂場遊びをしたり、乗り物にのったり・・・いろんな遊びをしていきます。楽しみは、遊びをしていることだと思ってしまうのですが、決して遊びだけではありません。決まった場所の石ころをつつくのも、砂を触っているのも、遠くを眺めているのも、これもまた、居心地のよさを感じることです。
それぞれの楽しみを大切にしていくことができる4月です。
今年の新入園さん、例年よりも慣れるのが早いというか、比較的、落ち着いています。
草笛の生活は、子どもたちにとっては、楽しみを感じられるように、遊びやかかわりや生活の流れを大切にしてはいますが、やはり、4月は、子どもたちにとっては、新しいこと、今までにないこと、知らないことばかりで、不安がいっぱいです。想像してみるに、今までに見たこともないジャングルの中に放り込まれ、突然、獣の声がしたり、首元や足元に虫や蛇が触れたり、真っ暗な闇になったり、そんな世界なんじゃないかと思います。その中で、少しでも開けたところに出ることができたり、水場があったりすると、ほっとすると思います。オアシスのような場所があれば、もっと、安心すると思います。ジャングルはあれども、あっちにもこっちにもオアシスが見えると、不安はさらにさらに、安堵となっていきます。
そのオアシスづくりをするのが草笛の生活です。これから、こどもたちのオアシスを広げていきますよ。