ハロウィーンパーティーなるものを年長さんたちがおこなってくれました。
時代が変わったなぁと思いながらも、今の社会の楽しみなイベントであることにはまちがいありません。
子どもたちは、ふるまうポップコーンづくりを楽しみ、お店屋さんで張りきり、とても、いい活動、いい時間でした。
ですが、私にとっては、この時期は、やっぱり、焼き芋です。
子どもたちは、ここにきて、芋ほり!サツマイモチップス!スィートポテト!、そして、焼き芋!と活動の中で、たくさん、サツマイモにふれています。
これが、どの子も楽しそうです。
昔からの活動である焼き芋は大好きな活動です。今は全体ではしませんが、以前は、園児全員で行う一大行事でした。何日も、山へ落ち葉や小枝を集めに行き、焼き芋当日には朝から焼き芋のための熾き(おき)が焚かれ、キャンプファイアーのような光景を子どもたちは目にします。いつもと違う様子に、大興奮でした。集めてきた落ち葉が焼かれ、アルミホイルでお芋を包み、それを熾きに投げ込む。その時の熱さや煙、匂いが格別な体感を持たせてくれます。
そんな特別な経験は、大人でもしてない人が多いと思います。子どもたちだから、できる経験かもしれません。
焼き芋は、この日だけの一大イベントではなく、初夏のお芋の植え付けから始まっています。今年は、毎日、目に見える場所で育てました。毎日、お水やりを取り組んだ年長さんたちもいました。その時には何かわからない活動だったと思います。育てるという感覚ではなく、ただの水やり活動だったかもしれません。ですが、それがあって、芋ほりや焼き芋に行きつくというつながりがあります。子どもたちにはつながりをもって行っていない活動でも、先生たちはそこへつなげる!つながってほしいという思いの活動であり、行事です。
行事って、決してイベントではありません。その行事を通して、子どもたちに結び付く、意味のある活動だと思っています。
まだまだ、サツマイモは活躍をしてくれそうです。