冬場になると、園庭がべちゃべちゃになることがよくあります。
低温で地面が凍り付いていたのが、陽を浴びて水分がでてくるので、ドロドロの状態になります。
このどろどろをもろともせずに、あそび場にしてしまうのですから、子どもたちはすごいです。
私は、避難とばかりにジャングルジムから、何人かの子どもと、様子を眺めていたました。
べちゃべちゃの水分をスコップですくっている子もいれば、泥あそびをしている子。
いつも通り、乗り物を乗り回している子、このべちゃべちゃが嫌で怒っている子。
おもしろいですね。
ジャングルジムの下では、何人かのこどもが、何か頭を寄せながら、じゃんけんを始めました。
なにをするのか、分かっているのか分かっていないのかわかりませんが、じゃんけんです。
つながっているような、つながっていないような・・・
このアバウトさや、なんとなくということは、子どもたちの中では当たり前のことかもしれません。
できることを求められたり、きっちりすることが大切になりがちだったりしてしまうご時世ですが、
子どもたちが見せる姿は、違った大切さを教えてくれているような気がします。
着替えに、洗濯が大変な べちゃべちゃでした。