福山には、障がい者総合支援協議会という障害のある人々の暮らしのための協議をすすめていく中心的な場があります。
子どもの分野については、発達支援部会というものがあります。
その中で、不登校についての研修会を行いました。
不登校の子どもたちの思い、声から、どんなことができるのかを考える内容でした。
不登校の子どもたちだけでなく、草笛の子どもたちにも言えることだと思いながらお話を聞いていました。
なんで、泣くのだろう?なんで、起こるのだろう?何を思っているのだろう?いやなことがある?わからない?
好きじゃないことを求められる?
いろんな理由、思いがあるのだろうと改めて考えることの大切さを感じました。
保護者も同様。思うようにいかない子育て。なんで泣いているのか分からない子どもの姿。
こうなってほしいという願いの大きさ。
不安なことばかりが大きくなってしまいます。この不安が大きくなりすぎると、怒りや絶望になってしまいます。
だから、安心を取り戻すことが必要です。
みなさんにとって、安心する場所は?安心できる活動は?安心できる人は?
決して独りぼっちではないと思える環境やつながりが大切です。
一人一人の子どもたちが大切にされるように、その保護者も、とても大切な存在です。
生きていくうえで、不安は続きます。それでも、つながりや支えあいの中で、生きてこそ、安心が見えてきます。
草笛は、そんな居場所の一つになっているでしょうか?そうでありたいと思っています。