今年度も今日でおしまいです。この間、1年間の振り返りをし、明日から始まる新年度に向けて、準備を進めているところです。卒園式の時には咲いていなかったこぶしの花も、桜の花もきれいに咲いています。
年長さんが卒園して一週間、どうしてるんだろうと思うところです。草笛の卒園式より先に、特別支援学校の卒業式がありました。高等部を卒業した卒園児があいさつに来てくれました。オンラインであいさつをしてくれた子もいました。小さい頃の面影はあるものの、幼児期の姿、ふるまいでは決してありません。ずいぶんとしっかりとした青年だという印象です。今までの生活とは違い、仕事に就くことや寮に入るという環境の変化のあることに、心持ちが違うのも感じさせてくれます。どんなことをするのか?尋ねると、仕事の製品をスマホで見せてくれたり、困ったときには「聞きます」と答えてくれたり、会社までの行き方を教えてくれたりと、それぞれに、自分の生活を描いているのだと思いました。自分の描いている生活が思い通りにいかないことも多く、そんなときに、助けを求められる人になってほしいと思います。
草笛の子どもたちは、助けを求められるように、今のうちに、たくさん助けられて支えられて、自分の楽しみやできることをたくさん感じてもらえたらと思います。
明日からは、それぞれの新たな出発の日です。楽しみが始まりますね。