たんぽぽ組でのお昼寝には、たんぽぽっ子と、つくし・れんげの年中さんが加わります。時間になるとパジャマへの着替えが始まります。それぞれペースは違いますし、技術も違います。教室に帰ってくるのに時間がかかる子もいれば、帰ってきているけれど、部屋の中を徘徊している子もします。パジャマが目の前にあるけど、そこで動きが止まっている子、パジャマを着ているけれど、変なところから手が出ている子…。いろんな様子でゆかいです。みんな、それぞれ。本当にバラバラですが、子どもたちはパジャマの入ったかごのあたりに近づいていたり、パジャマを出してきたり、着替えようと試みたり、なにかしら、着替えようとしているのが感じ取れます。毎日の積み重ねってすごいなあと思いますし、その気になっている子どもたちもすごいなぁと思います。
体力的に、まだまだ、体を休めることが必要な子どもたちは、横になってしまうと、そのうち、ウトウトしてきます。午前中、しっかり遊んで、活動したので、当然です。でも、力が有り余っていたり、過敏で寝るのが簡単じゃなかったりの子にとっては、このお昼寝は苦行の時間になります。IくんやTくんは、寝付くことはできませんが、転がって体を休めています。動きたい思いもあるでしょう。気になる様子もあるでしょう。しゃべりたい気持ちもあるでしょう。それでも、お昼寝の時間だとわきまえて、しーずかにしています。状況に合わせて、(ここでは、決まった状況ですけど)こんなに気持ちと身体のコントロールができるって、すごいことです。
お昼寝の場面だけでも、子どもたちのすごいと思う姿がいろいろ見受けられました。
(子どもたちがかわいがりすぎたので、頭と身体がはなればなれのたぬきの月見です。)