新入園さんたちは、親子通園を終え、お母さんたちと離れて、通園バスに乗って、草笛生活が始まりました。
バスの中では、お母さんたちの心配通り、大泣きでした。バスが停車するたびに、出ようとするお子さんも、何人もいました。出入り口で、バス停のお母さんたちにも協力してもらって、抱っこして待ってもらったりもしました。また、しばらくは、協力をお願いすることもあると思いますので、みなさん、よろしくお願いします。
新入園さんたちを横目に、先輩たちは戸惑いもありながら、イライラを押さえたり気持ちを自分の楽しみの方に向けたり、やはり、先輩だなと思います。
バスから降りてから、当然、教室には行きつきません。まだ、先(見通し)が見えているわけもなく、安心するものもなく、大賑わいです。安心するものを作っていくのに、あそびや先生を見つけていく必要があります。
すみれさんは、教室横の園庭で、とにかく、あそびへ向かえるようにしています。砂場が見えたり、ボールが見えたり、すべり台が見えたり、車が見えたりすることで、自分の思いも楽しみに向かっていきます。まだまだ、視線から外れてしまうと、楽しみは消えてしまう感じです。
とにかく、楽しみと安心を作る働きかけを続けていくのが、この4月の大事な生活です。
まだまだ、落ち着くには時間がかかりますが、どの子も、エネルギーに満ち溢れています。このエネルギーを楽しい力と変えていきますからね。子どもたち、よく、頑張ってきたと迎えてやってくださいね。
ちなみに、先生たちも毎日、よく眠れます(笑)