昨年のくさぶえっこまつりは、創立50周年を記念して、風船をあげました。
空に舞い上がる風船がみて、子どもたちが未来に向かっていくような気持になりました。
さて、先日、くさぶえの園庭に、風船が落ちていました。
その風船は、福岡県の小学校から飛ばされたようで、種の入った手紙がついていました。
「ひろってくれたあなたへ
ひまわりをそだててください
りゆうは、わたしたちのじんけんをひろめたいからです
どうか ひまわりの花 じんけんの花
りょうほう さかせてください。」
とありました。
遠いところから、ここに、このメッセージが届いたことは、何か、意味があるのではないかと感じています。
一粒の小さな種が、これから、大きなひまわりを咲かせ、多くの種をつけ、さらに、多くのひまわりになっていくかと思うと、とても楽しみです。
草笛で、日々、子どもたちと送っている生活や支援は、一回一回は、そんなに大したことではありません。何かを一変させるようなものではありません。ですが、小さな積み重ねが、子どもたちの成長につながる大きな力になっていきます。
私たちは、その小さな種を大切にしていきたいと思います。そして、その小さな種を次に手渡していく、広げていくことも大事な役割です。ありきたりではありますが、みんなで支え合う、やさしい社会が広がるようにと願います。
ひまわりの花、じんけんの花を咲かせましょう!
2024年11月6日