発表会を終えると、自分のやった劇とは違い、他のクラスの劇をやるという入れ替え戦を行っています。今年は、2日間にわたって行いました。観客としてみていましたが、本当に、楽しかったです。全体で練習するからこそ、子どもたちは他のクラスの取り組みを目にすることができます。聞いています。歌もセリフも動きも、楽しみながら、身についていきます。ちゃんと、セリフ言っている!ちゃんと入れにいった!踊りを楽しんでる!などなど、子どもたちが楽しみを自分のこととして発揮されました。みんながみんな、他のクラスの取り組みを選ぶわけではありません。やっぱり、ずっとやってきた、自分の役(活動)をする方がいい子もいます。いつも通りに、自分の活動をしています。他の子がやろうものなら、すかさず、やっていて、やってきたことが楽しかったのが伺われます。
発表会の取り組みは、決してやっていることだけに意味を持つのではなく、見ていることもそうですし、友だちの動きやかかわり、雰囲気の共有などたくさんの要素が、子どもたち一人ひとりの成長を促していきます。
コロナの中で、保護者との共有は数少なかった一年でしたが、間違いなく、ステキな子どもたちとして、成長していっています。みんなで、喜びあいましょうね。