入園式を行いました。23人の新しい草笛っ子がやってきました。可愛らしい子どもたちです。
今年は、密にならないようにと在園児がいない式となり、少し、さみしいお迎えでしたが、ゆったりとした感じの式になりました。
子どもたちが慣れるのに、あそび場を設定したり、はらぺこあおむしや手遊びをしたりしながら、式の環境を作り、いつの間にか、始まっているような展開をしていきました。これから、始まる草笛での朝の会のような設定でした。
形式的な場に子どもたちを寄せるのではなく、子どもたちの視点の中で、式をはめ込んでいくようなやり方でした。
保護者にとっては、入園式っぽくない式に思われたかもしれませんが、意味をもっての式だったのです。もちろん、子どもたちにとっては、未知の活動(式)です。やっていることが分からないですし、興味がない子も多いです。気持ちが長続きしません。入るのが嫌で泣き続けてしまったお子さんもいました。当然の様子です。
さぁ、これからが療育の始まりです。
子どもたちがどんな成長を遂げていくのか?どんな子どもになっていくのか?
楽しみにしてください。
そして、そのために私たちは全力で子どもたちにかかわります。
ですが、私たちだけではいけません。お母さん、お父さんとも一緒に同じ方向を向いて、子どもたちを育てていく事が必要です。
子どもたちのことを知り、子どもたちのことを学び、子どもたちのことを思い、よりよいかかわりを一緒に考えていきましょう。
楽しい草笛生活の始まり、始まりです。