来年度の入園にむけて見学が始まり、園の取り組みや子どもたちへ様子を見ていただいています。その中で、グループでの運動会の練習は、子どもたちの中に、楽しみになっているのが、とても感じられます。見てくださった方々が口をそろえて、「子どもたちが、とても、楽しそうにしている」と言われます。そんなふうに見ていただくことも、そう言ってもらえる取り組みをしていることも、とても、うれしいことです。
2学期は、子どもたちの動きもしっかりしてくるので、バスを降りてから、教室に向かうのも、外へ遊びに行くのも、早くなっています。すみれっ子は、園庭までは距離が遠く、そこまでの気持ちが持てなかったり続かなかったりするので、横の園庭で遊んだりプールをしていたなぁと過去のことのように思えるほどです。自由遊びを終えて、お片付けをし、各グループの教室に向かっていきます。片づけるのが嫌だ!とひっくり返ったり、教室に入らないと逃げ出したりする子はいません。にこにこ、穏やかに、園舎にもどっています。
その姿を見ると、子どもたちがグループで何をするのか明確に思い描けているかどうかは、定かではありませんが、この先に、なんだかいいことが待っているという思いをもっているのが感じられます。子どもたちは、声をかける先生に耳を傾け、何をするのか示している先生の姿に目をむけ、分からない、嫌だと思うことが先にあるのではなく、楽しいことが待っているという思いを大きくしているのを感じます。1学期の生活、1年2年の生活が子どもたちに安心感をふくらませ、次への期待感を抱かせています。
そのことが、子どもたちの表情からにじみ出ている今日この頃です。