穏やかでない日々が続いています。
お家で過ごしている子どもたちも、保護者の方々も、疲れやいら立ちが溜まってきているのではないでしょうか?何とか、みんなで、乗り越えましょう!
先日、いつもの3分の1ほどの登園した子どもたちと、避難訓練をしました。
遊んでいる最中に園舎からは非常ベルがなり「火事です」と放送がなります。外で遊んでいる時には非常ベルはあまり聞こえないので、聴覚過敏の子も、さほど驚きません。とはいえ、「こっちににげますよ」と先生のことばでの指示。それから、手を引かれたり抱きかかえられたりと、子どもにとっては、訳が分からないことには変わりありません。
特に、今回は半分近くが新入園さんだったので、さらに状況がつかめなかったでしょう。
ですが、案外、スムーズに(バスの駐車場手前に)集まりました。在園児さんたちは今までの積み重ねがつながっていると思います。新入園さんは訳分からないうちに終わった(狐につままれた状態)のでしょうね。
避難訓練は、避難をするということが、理解してできるようにしていくものではなく、「今やった行為が避難するということなんだ」につなげていくためのものです。
できるだけ、気持ちが落ち着ける場所で、安心できる人がいてくれることで、今やった行為(ここに集まった)を感じることができます。
だから、日々の遊びや先生のかかわりが大事になってきます。
そのことが、命を守る力にもつながっていきます。
今回のコロナのことは、本当の避難なんです。
今、自宅で苦慮しながらも過ごしている皆さんは、子どもたちの特性や思いを探り、今までのかかわり方をフルに活かしながら過ごされています。
本当にすごいです!
草笛も今まで通り、避難場所ですからね!
(草笛の八重桜)