先週、全国通園事業連絡協議会全国大会というものに参加しました。
この大会、4年前に福山で開催した大会なんです。その時は、この地域の療育の報告、お母さんたちのメッセージ、つながりの大切さについて、学び交流をしました。
その時の成果が、『療育って何?』という本になって、あしび園のこと、草笛の保護者の思いを載せてもらっています。
今回の大会では、健診システムの先駆的な滋賀県大津市の取り組みを学びました。
その中で、障害のある子の支援の歴史が紹介されました。
特に、知的障害の子どもたち、人たちへの支援は、大変、遅く、不十分なものでした。
療育を受けるに値しない、効果が得られない存在として位置づけられていました。とても、ひどいことだと思いませんか?
この子たちに、どれほどの可能性があり、どんなに周りを幸せにしてくれて、どんなに存在価値があることか!
そんな時代で、法律や行政、人権擁護の戦いがあっての現在です。
とはいえ、まだまだ、生きやすい社会とは言えません。これから、子どもたちの権利を守っていく事は、大人が整えていく必要があると思います。
今週末は、選挙です。私たち大人の大切な役目です。ぜひ、子どもたちのために、みなさんの生活のために、必ず、投票に行きましょう。